来月行くとか言っておいて、衝動的に行ってきましたよ、今朝。
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』です。
パンフレットには封印がしてあって、「WARNING! DO NOT OPEN THIS BEFORE WATCHING THE MOVIE.」と警告されています。中にも小さな袋とじがある位ですし、観てない人に対して内容について触れてしまうのは、やっぱりルール違反だなと思う訳です。
だから、まぁ『EVA』が好きな人は観てくださいとしか言えませんね。
人気は相変わらずで平日の午前中でもかなり混んでいました。当初の私の様に、客足が落ち着いてからと考えている人もいると思いますが、日数が経てばそれだけネタバレの危険が生じる事も覚悟しておいてください。
前作『序』が、基本的には旧作を大画面向け、綺麗な作画の方向性でリメイクしたのに対し、今回の『破』はかなり中身が変わっています。『破』というタイトルが的外れでは無い程に。
それでも、旧作を観ていたファンなら、ここはこんな展開だろうなと予測も出来る場面もありますが、そういう部分もそれなりにアレンジが加えられています。ホント、完全新作と言って良いです。


個人的に、アスカのファンとしては見所が満載でした。とは言え、新キャラの真希波マリの登場で一番影響を受けたのもアスカなのかもしれません。旧作で印象的だった艦上戦やユニゾン戦などが無かったですしね。
あと、宮村優子さんはイロイロと大変でしょうが、今回しっかりと参加してもらえてうれしいですね。フォウの時の島津冴子さんの様な事も覚悟していただけに。少し声の質が変わっていた様にも感じましたが、応援したい気持ちです。


スタッフロールの中で円谷プロ帰ってきたウルトラマン)、東北新社謎の円盤UFO)とありました。後者はちょっとしたネタバレになっちゃいますので詳しくは触れません。前者は本編が始まる前の製作ロゴ表示時に、ウルトラマンの出現効果音が使われた事、劇中の登場車種にマットビハイクルが使われた事ですね。


いつもの10点評価で9点です。ただしこの作品が好きなのを前提で。旧作を観ていて、それとの相違点などを楽しめての評価です。全く知らない一般層が観て楽しめるかと言えば、保証はしません。
次回作の『Q』で完結でしょうか?どう締めくくるのでしょうね。また数年間は待つ事になるのでしょうけど。