ヴァルキリー 「ドリクラ」雑感…その10


ドリームクラブ ビジュアルファンブック』、買ってきました。
内容は、何枚かのオフィシャルイラスト。各キャラ別の簡単なスナップ集、設定資料、初期デザイン、ショートストーリー。声優コメントなどなど。先んじて出版された『パーフェクトガイド』とは別物で、こちらは攻略の役に立つ類では無く、完全にファンアイテム。売価も2800円とチョイ高め。決して安い買い物では無いのですが、私はまぁ満足でした。
デザイン画の準備稿なんかを見ると楽しいですね。みおとか雪は髪形が違うだけで結構イメージが違って見えます。玲香はもっとアダルトでクールな感じ、制服もるいの様に胸が大きく開いた物だったり。魔璃は、初期は胸もペッタンだったり。
ショートストーリーでは1ページイラストが付いているのですが、キャラデザインの森沢晴行さんが担当しているのは、亜麻音、魅杏、魔璃の3人。このキャラがお気に入りなのでしょうか。


さて、ソフトの攻略の方ですが。るいのバッドEND&ナオのハッピーENDを達成しました。これで目標まで残り5周になりました。
前回は書きませんでした、るいの友達END。友達としてこれからもるいの事を応援していくと宣言した主人公に対し、るいは消息不明になる展開。バッドでは、「心臓の病気なんて、白馬の王子様を探すためのウソ」と告げて消息不明。どちらも、結末こそハッキリと描写されていないのだけど、手術が成功したなら主人公の前から姿を消す必要が無いと思えるわけで。そこに待っているのは死亡ENDなんだろうな。
るいというキャラは、攻略以前より印象が良かったですね。脇キャラでいる内は大した魅力も感じないけど、正面からぶつかっていった時に内面を見せてくる。多くのギャルゲーで組み込まれているタイプですね。私の中で、るいは好感度上位グループに入ります。
ナオのハッピー。彼女は自宅の道場で師範代をしている格闘少女。化粧っ気も無く、そのボーイッシュな外見が同性に人気で、それがコンプレックスになっている。
ストーリーの前半では、父親のかたきである道場破りを倒したいと。中盤からはナオを女の子っぽくするための改造計画発動。後半はナオをつけ回すストーカーの撃退と。他のキャラに比べ展開が少しバラバラな気もした。
てっきり、道場破りをラスト展開まで引っ張るとか、ストーカーの正体が実は娘を心配した父親であるとか想像してたんだけどね。ストーカーが実は女の子だったりとかね。
攻略自体はホストガールの中で唯一かなり複雑なフラグ立てになっている。
白状すると、プレイ前から難解な事は聞き知っていたので、今回だけは最初から自力攻略を放棄して『パーフェクトガイド』のお世話になった。
ETSモードでの、ある黄色会話とある黄色会話の間にアクセサリーをプレゼントし、装着させる。そうして初めてフラグが立ち、新しい黄色会話が登場して分岐する。こうした分岐が都合4回。全て通過しなければハッピーには到達できない。
特に要点なのが、分岐条件を満たした場合の来店時に、キッチリとアクセサリーを装着させる事。これを忘れてしまった場合、分岐しない黄色会話を選んでしまうと、オートセーブの関係で展開が友達ルートに進行してしまう。黄色会話を選ぶ前なら、他の会話で時間を消費して捨て週にする事もできるのだが。
とにかく、このゲームでのアクセサリーは一回来店毎にリセットされる仕様なので、手間ばかりでテンポも削がれるの事もあり、私はまったく使っていなかった。あらかじめ知っていなきゃ試さなかったですわ。自力じゃ絶対に無理でした。
で、ハッピーEND。ナオよりも格闘能力が劣っている主人公が、身を呈してストーカーから彼女をかばう。ナオを一番女の子として扱ってくれていた主人公に、彼女は恋に落ちていたという展開。まぁ、王道展開ですね。
でも、このソフトのキャラは比較的ムチプリ感があるので、『アイマス』の何人かのキャラに比べたら、はるかに女の子に見えるよなぁ。例えばジャージでいるわけでもなく、接客時は胸のふくらみも判る制服なんだし。ちゃんと谷間あるしね。
そうそう、ナオってキャラは「カワオケ」(所謂、酔った時の歌)のヤケクソ感が笑えた。


さて、このままナオの友達&バッドを済ませたら、いよいよラストキャラの魔璃です。長かった。