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「あぁ、結婚生活」


2007年の作品。
物語の舞台は1949年。ハリーは若い愛人ケイと結婚の約束をしていた。しかし、妻のパットは自分と離婚した後は生きていけないだろうと考え、毒殺を決意する。リチャードは友人ハリーからケイとの関係を聞かされた一方で、パットの秘密も知ってしまう…。


時代設定からか、ウディ・アレンヒッチコックの雰囲気が感じられる。で、小道具の見せ方や演出はかなり良いなと思った。
ただ、キャラがね。メインの4人は存在感があるのですが…。クリス・クーパー演じるハリー、妻を殺害するってのは考えが飛躍して説得力が無いんじゃないかなぁ。そして、ピアース・ブロスナン演じるリチャード。冷静に考えると彼の言動には色々とヒドイ所が多いわ。彼がパットの秘密を知ってしまった時にある助言をすれば丸く収まったんじゃないかと。まあ、それを言ったら物語は始まらないんだけど。
で、ラストの4人。表情は笑っているんだけど思惑は全然違うんじゃないかと感じられて微妙な気分に。
90分ほどの短い作品ですし、適度にサスペンス性もあって、面白い作品でした。地味ではありますけど良質です。

この作品でのレイチェル・マクアダムスは愛人のケイを演じています。父親を早くに亡くし、海軍の夫も消息不明で帰ってこないまま数年。そのため男性に頼ってしまう事になるんでしょうな。不倫をしているキャラの割にはドロドロとした感じは無く、さっぱりとした清潔感のある女性になってます。あとは喫煙している場面が印象的でしたね。それからやっぱり目の力でしょうか。ただ、他の3人に比べると物語上の比重は弱く、他の女優さんでも幾らでも代役が効いた感じはしますね。
あ、飼い猫をなでている場面は可愛い。肌の露出はベッドに寝ている時に背中があらわになっている程度。
DVDの吹替えは伊藤美紀さんが演じています。