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「パニック・フライト」


2005年の作品。
マイアミのラックス・アトランティック・ホテルのマネージャーであるリサは、祖母の葬儀を終え、ダラスから戻るところであった。そしてフライト待ちの間にリップナーという青年と知りあう。座席が隣になった「偶然」に驚きつつも彼との会話を楽しむリサだったが…リップナーには秘密があった。ある目的のため、故意に彼女に近づいたのだ…。


エルム街の悪夢』や『スクリーム』で名前に憶えがある人も多いんじゃないかな?のウェス・クレイヴン監督作品。飛行機内での演出、魅せ方はスリラー物としてホントに手慣れているなあと思います。
リップナーなんか、初登場の場面なんかピンボケだったり画面見切れてたりしていて突然に物語に介入してくる、上手いよな。で、こうポンポンポンと観客が興味を引きそうなアクセントを入れてくる。それが伏線だったり状況説明だったり後で効いてくる。
作品の時間は85分と短く、ほぼ3部構成。離陸して物語が急転する辺りまでが25分。そこから着陸までの密度の濃さったら。その間が約30分。まあ、着陸してからのラスト30分の雑な展開はちょっとね、やっぱりこういう部分でB級臭さから脱せないのがウェス・クレイヴンだよな。
地味なとこでは音楽もなかなか良かったかな。

で、主役のリサ役がレイチェル・マクアダムスです。仕事の出来る凛とした表情、笑顔に驚きに恐怖に涙に決意。過去にも何度か主張していますがウェス・クレイヴン監督ってヒロインの魅力を日本人好みのベクトルに引き出すのがバツグンなんですよ。レイチェルの出演作品は10本観賞してますが、作品の評価はともかく、レイチェルの魅力という点に関しては、この『パニック・フライト』が最高だと思います。ジャンルにも寄る部分もありますので、この作品だけで全てを堪能できるわけではないんですけどね。後半のアクティブなレイチェルも、他ではなかなかお目にかかれないかも。
リサ役、DVDの吹替えは柳沢真由美さんが演じています。『ミーン・ガールズ』と同じですね。


そして、リップナー役のキリアン・マーフィ。『28日後…』の主役や、『バットマンビギンズ』のスケアクロウ役ね。彼もレイチェルに見劣りせず、素晴らしいキャラクター性を魅せてくれます。うーん、二人とも可愛いよ。リップナーって、かなり女性的だよね。
で、吹替えは遊佐浩二さん。雰囲気が出ていて良いわぁ。