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「ウェディング・クラッシャーズ」

映画(レイチェル・マクアダムス)


2005年の作品。
離婚調停人のジョンとジェレミーは赤の他人の結婚式に紛れ込み、タダ飯タダ酒、そして女性をお持ち帰りする事を繰り返していた。
ある日彼らがターゲットにしたのはクリアリー財務長官の長女の結婚式。ジョンは次女のクレアに狙いをつけるが、彼女の興味を引くものの、婚約者のいる彼女を落とす事はできなかった。一方のジェレミーは三女のグロリアを抱く事ができたが、一回限りの遊びのはずが彼女に気に入られてしまって…。そして流れのままに彼女たちの別荘に招かれて…。


コメディとしてはなかなかの出来だと思います。テンポ良い展開と、少しイカレたキャラたちが飽きさせずに楽しませてくれますね。妙な迫力が健在のクリストファー・ウォーケン演じる長官とか、グロリアも弟のトッドも、後半で出てくるチャズも。この辺りの変人たちの言動を楽しめるかどうかで観る人の評価も変わってしまうかな。そういう意味では日本人向けかは微妙な所。
好きになってしまった女性に婚約者がいて、婚約者の方は彼女を大して愛してもいなくて、一度は身を引くも気持ちに整理がつかずに荒れまくって、最後はハッピーエンド。こうした展開の物語は定番化しているのか、他にも何作もタイトルが思いつくくらいですね。そんな中でも例えばアダム・サンドラードリュー・バリモアの『ウェディング・シンガー』と比較したら凡作かなぁって。
気になったのは、クレアの婚約者のザカリーがヒドい奴なのは間違いないんですが、ジョンもダメだろと。彼自身も最低な事をしていたわけで、それに対する因果応報が描かれていないってのがね、少し作品として弱いかなと。アメリカの人はそんな事は気にしないのかな。
あ、チャズの家のテレビでかかっているカートゥーンがベティ・ブーブスなのですが、この世界観って『不思議の国のアリス』だよね?ちょっと気になりました。

レイチェルが演じるのは次女のクレア。DVDの吹替えは甲斐田裕子さんです。うん、他の作品に比べると特別に光っている部分ってのは感じないかな。ナイトウェアでの廊下とかブランコの場面とか、気持ちが揺れている演技は良かったな。いや、もちろんレイチェルの可愛さは十分に堪能できるのですが。上記した『ウェディング・シンガー』のドリューくらい魅力炸裂してくれたら良かったんですけどね、他のキャラの個性が強いだけに、その中に埋没して、メインキャラの中で一番地味なんですわ。あ、衣装に関してはフォーマルなドレスからラフな格好まで色々と着替えてくれて目の保養になりました。