「諸君 私は玲香さんが好きだ」


諸君 私は玲香さんが好きだ
諸君 私は玲香さんが好きだ
諸君 私は玲香さんが大好きだ


ドリクラ制服の玲香さんが好きだ
ジャージ姿の玲香さんが好きだ
夏服の玲香さんが好きだ
虎スカジャンの玲香さんが好きだ
魔女の玲香さんが好きだ
ラブリードッグの玲香さんが好きだ
D3Pコンパニオンの玲香さんが好きだ
ビキニ水着の玲香さんが好きだ
ドリームエプロンの玲香さんが好きだ


VIPルームで アフターで
ボウリング場で 初詣で
廃墟で ショッピング街で
温泉で プールサイドで
家電量販店で クリスマスの街で
この地上で行われる ありとあらゆる玲香さんとの会話が大好きだ


ピンをならべたボウリングレーンへの玲香さんのストレートが 轟音と共にストライクを叩き出すのが好きだ
空中高く放り上げられたピンが レーキによってピットの中にばらばらと吸い込まれていった時など心がおどる


玲香さんの容赦ないツッコミが 私のボケ発言を撃破するのが好きだ
空気を読まず考え無しに飛び出してきた会話を冷たい視線でなぎ払われた時など胸がすくような気持ちだった


ちょっとアダルトな話題が玲香さんの乙女心を蹂躙するのが好きだ
動揺状態の玲香さんが既に会話など耳に入らず何度も何度も赤面している様など感動すら覚える


カラオケステージ上で玲香さんが全身を揺らしていく様などはもうたまらない
Ride on Time」を歌う玲香さんが 私の降り下ろした応援とともにカワオケ声を上げる感動に ズッキューンと萌え倒されるのも最高だ


哀れなドリー虫が 雑多な人混みの中から健気にも飛び込んできたのを
私の閃光の両手が 玲香さんの胸ごと揉みしだき粉砕した時など絶頂すら覚える


ロデオマシーンで玲香さんが滅茶苦茶にされるのが好きだ
パニック状態になった玲香さんに罵られ 写真撮影すらBADだった時はとてもとても悲しいものだ


アゲアゲ合戦で飲み潰されて殲滅されるのが好きだ
時間との戦いに追いまわされ 酩酊して地べたを這い回るのは屈辱の極みだ


諸君 私は玲香さんを 天使の様な玲香さんを望んでいる
諸君 私に付き従う玲香さんクラスタ諸君
君達は一体 何を望んでいる?


更なる玲香さんとの時間を望むか?
情け容赦のない 鞭の様なツッコミを望むか?
ボキャブラリーの限りを尽くし 1時間40分の時間を費やす 夢の様な会話を望むか?


「ピュア!! ピュア!! ピュア!! 」


よろしい ならば指名だ


我々は満身の力をこめて今まさに振り下ろさんとする親指だ
だがこの暗いバイトの日々に1週間もの間堪え続けてきた我々に ただの指名ではもはや足りない!!


衣装を!! 一心不乱のDLCを!!


我らはわずかに一個大隊 千人に満たぬクラスタにすぎない
だが諸君は 一騎当千のピュア紳士だと私は信仰している
ならば我らは 諸君と私で総兵力100万と1人のピュア紳士集団となる


ドリクラを忘却の彼方へと追いやり 眠りこけている連中を叩き起こそう
髪の毛をつかんで引きずり降ろし 眼を開けさせ思い出させよう
連中にドリクラの味を思い出させてやる
連中に我々の雌伏の日々を思い出させてやる


天と地の狭間には売り上げ本数の哲学では思いもよらない事があることを思い出させてやる


100萬$のピュアパワーの玲香さんクラスタ
世界を萌やし尽くしてやる


「Welcome! to the yume no pure clubへ」


第二次国民総ピュア化計画 状況を開始せよ


征くぞ 諸君



*解説みたいな能書き
えー、最近の若い人はもしかしたら知らないかもしれませんが、元ネタは平野耕太さんの「ヘルシング」という作品、コミックス第4巻に収録されている「少佐の演説」です。もう10年以上前になりますねー。
かなりインパクトのある文章で、当時は上の様に色々な形に改変されたコピペが増産されたものです(遠い目


9日の朝、もう昨日になりますが、Twitterで舞台ドリクラでナオ役を演じられた青木満理子さんが「ヘルシング」が御自身のアニメのバイブルだと主張なされてまして。で、その事が頭に残ってたんですな。夕方、ちょっとしたロングウォークを終えて余韻に浸っていた私でしたが、その「ヘルシング」の事を思い出してたんですな。で、青木さんが「ヘルシング」のキャラを演じるならシュレディンガーかなあとか、そう言えばマクスウェルの子供の時の声は玲香さん役の早水リサさんだったなあとか。で、そんな事を熟々と考えてたらふいに「あ、少佐のコピペ!」と浮かんできまして、これをドリクラで改変してみようかなと思った次第です。まあ、文章をまるっと入れ替えていけばすぐ終わるだろうと高をくくってたのですが、帰宅していざ始めてみるとこれがなかなか難しい。結局数時間も要してしまいましたよ。
そんなわけでやっつけですが、ネタになればと思いまして突発的に更新しました。ホントは今日は別のレビューを書くつもりだったんですけどね。
では、また