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たかが劇ドリの終わり

2017年3月9日〜12日に劇団ドリームクラブとしての舞台最終公演が開催されました。

タイトルは『舞台ドリームクラブ~涙の卒業!?ピュアなハートでSeeYouAgain!~』、場所は築地のブディストホール。4日間で全6公演。

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私は11日のソワレと12日ソワレ(大楽)を観劇してきました。

実は11日に観た当日の時点から(早ければ千秋楽を終えた時点で早レポ記事を更新するつもりでもいました)ずーっとブログ記事をまとめる予定だったのですが、下書きを打ち込んでは消しを繰り返しズルズルと2ヶ月ばかりが過ぎてしまいまして。

もう書かなくてもいいかなとも何度も思ったのですが、やはり私にとって劇ドリは大きな存在なので最後にちょっとだけでも書いておこうと。

ただし、舞台内容に関してはおたぽるさんの記事や

ゆみのしんさんのブログ記事

夢の中で 夢みてるような 夢を見て - ゆみのんのんびより!~毎日がMy groovy days and pure days~

が詳しいのでそちらを読んでいただければと思います。

 

 

さて、では何を書くかと。まずはちょっと劇ドリの流れを自分の主観で振り返ってみたいと思います。

 

過去記事にも書きましたが、私は2013年の最初の舞台ドリクラを否定から入りました。元からドリクラが好きだった事もあって、原作ゲームとは全く関係ないキャストによる3次元化を肯定する理由が無かったからです。同じような理由で劇ドリを拒否しているピュア紳士たちも今でも大勢いますね。ただ、私の姿勢として「無視」ならまだしも「否定」をぶつけるには実際に自分の目で見て評価してダメな部分に根拠をつけて批判したかったので、1度は観る事にしたのです。ドリクラほど好きな作品でなければここまで思わずに黒歴史扱いして黙殺してたでしょうね。

で、実際に舞台を観て絶賛。その後に気まぐれで玲香さん役の小板さんがコンパニオンをした痛車フェスに行き彼女のファンに、自分では空気みたいな薄いファンとして劇ドリに接するつもりがいつの間にか複数のキャストさんに名前と顔を認識されるようになって何となくガチ勢に。

当初は劇ドリが続くとは思っていなかったのですが、何人ものホスガ不参加のままでライブを続け、2期メン加入やディナーショーを経て2015年の春に活動休止。ちなみにこの間、初期は小板さん推しだったのですが2014年の秋くらいには推し変していて、ホスガとしては玲香さん推し、キャストとしては聖良ちゃん推しというめんどくさい事になりました。そのためディナーショーの時のチェキは聖良ちゃんアイリを切って小板玲香さんになんて事も。

話を戻しまして。REX店の時に小板さん卒業。玲香さん不在となったためにこれからは劇ドリではアイリを応援しようと決めた矢先に聖良ちゃんも卒業、そして劇ドリ活動休止と。それからしばらく劇ドリには動きは見えず、私としても劇ドリは終わった物として気持ちに整理をつけていました。活動休止の際にいろいろとゴタゴタも見えていた事もありましたから。

そして2015年末に3期オーディション告知。この時点では正直気持ちも冷めかかっていましたし、大きな期待もしていませんでした。再開しても前ほど熱くなれないだろうと。なので私はまた空気に、場合によっては他界も考えていました。

そしてキャストが発表になり、魅杏、ナオ、魔璃が続投を知る。まあ、残るならこの3キャストさんだとなんとなく予想はしていましたが(劇ドリ以外の舞台でも深寅さんと繋がっているため)残ってくれた事はとても嬉しく、これが私が劇ドリファンを続ける事にした1番の理由でした。

また、新キャストの中に以前に劇団エリザベス公演で舞台を観て知っていた2人、嶋垣くららさんと桜羽萌子さんがいた事、この2人なら大丈夫だろうと。これが2番目の理由。

おそらく玲香さん役じゃないかと私が予想した澁谷えりか(現、新井ふゆ)さんが歌唱力も高くて素敵な人だった事、これが3番目の理由。

そんな何やかんやでまた劇ドリにハマる事になりました。

とは言っても、実際にはあまり熱心に参加できていなかったり。

「ライブ#1」は昼のみ。「ライブ#2」は昼夜。夏の対バンライブは8月7日の「無敵アイドル祭」と8月20日の「雨情バースデー」のみ。TGSは9月17日の夕と、18日の昼夕。「ライブ#3」は昼夜。12月10日の電子万博。12月30日と1月28日のSTORIA。そして築地。SHOWROOMもキャストさんたちによって連日配信されていましたが、私は夜勤という事もあって夜は無理、昼間も寝てしまってる時間帯とかが多くてあまり顔を出す事はありませんでしたね。

ブログにも「#2」までしか記事にしていませんし、ツイッターでもそんなにリプは送ってませんしね、3期に対しては私はガチではなかったと自覚しています。TLも追いかけきれてない、SHOWROOMで出た話題にもついていけない。自分は外縁から中の様子を伺ってる、そんな感覚でした。

そして、特にTGS以降ですか、新規のピュア紳士勢がバーンっと増えて。自分が前に出て行かなくても劇ドリを盛り上げてくれる紳士がこんなにいると。玲香さんファンとしても自分が応援していかなきゃという使命感も最初はあったのですが、えーちゃんファンらしき人を何人もツイッターで見かけるようになって、ステージ上の玲香さんに対してはともかく、えーちゃんに対しては自分はモブ的なファンでいいから後ろに下がっていようと。それで「私の推しは聖良ちゃん1人だけ」とかこの時期に主張してましたね。

 

そうそう、もう活動終了した後だから正直に言います。最初に提示された「1万人動員」という条件。私はあれを信じていませんでした。活動初期の段階でそれを本気で目指すという動きが全く感じられなかったので、最初から舞台公演までの1年間というキャストさんとの契約及び活動予定で、新曲も確定済み。もしよっぽどの営業的伸び代があれば期間延長というのが最初から決まっているのだと思ってました。SHOWROOMの500万ポイントも(こういう事を言うとがんばってたキャストさんや課金した紳士勢に失礼かもしれませんが)同様に思っていました。

 

 

キャストさんたち。劇ドリ1期メンにとっておそらく最初の舞台のみの予定で以降のライブはイレギュラー、だからスケジュール的な面も理由でしょうし、キャストさんそれぞれに舞台をやるのかライブなのかで意識に差があって参加不参加が分かれたのだと思います。

2期メンにとっては活動を続けていく意志はあったのだと思います。ただ時期が悪く運営側の不安定さから活動休止も重なっての不運。

それに比べて3期メンはもう一度劇ドリを成功させようと、その強い気持ちが伝わってきました。SHOWROOMもそうですし、対バン時の物販での対応もです。キャストさんそれぞれが自分のホスガのキャラを大切に思い、その言動を崩さないようにしっかりと役作りをしてなりきっているのを感じました。比較するのも無粋ですが、1期や2期以上に3期はその感覚が強かったと思います。だからこそSTORIAでの人狼イベントは神がかったレベルにまで昇華したし、そのキャストさんの魅力に惹かれて新規ファンもどんどん増えていったのでしょう。先代たちの実績が確かにあり、劇ドリに対しての親和性がある古参ほど先代のイメージに捉われてしまう。そうした重圧があるであろう中で3期メンは完成度を高め、私たちの期待に応えてくれました。

 

まあ、そういう風に掘り下げて考えなくても、純粋に3期メン加入以降のライブは楽しかったのです。キャストさんもピュア紳士も心から楽しんで、みんなでステージを盛り上げていこうという気持ちであふれていたと思います。そして「#1」から「#2」「#3」と歌もダンスもMCもどんどんクオリティと密度が向上していった事もはっきりとわかりました。だから1年間はアッという間だった気もする一方でとても濃く充実して熱かった日々だったとも感じています。

新規の紳士勢がイベントの時にいつもニコニコしてて楽しそうに幸せそうに「良かった」と口々にしているのを見て聞いて、本当に嬉しかったです。

でも、そうした中で次第に終わる日が近づいている事、残りのイベントは何回あるのか、お別れの日を感じ続けていました。

 

 

そして3月。劇ドリとしての最終公演。

詳しいレポや感想は書きません。

最高でした。少なくとも私にとっては最高でした。

楽しかったです。笑いました。

そして、泣きました。最前席で舞台側からもみっともない顔を見られてるのもわかってて、それでも涙は流れました。3期メンの1年間の成長と、2期メンを知ってからの3年間と、1期メンによって劇ドリが始まってからの4年間。そういった、今まで積み重ねてきた物があふれてきそうになって。

そして、思いました。私は劇ドリが好きだったんだなって。キャストさんたちが好きで、劇ドリを一緒に体感できるピュア紳士淑女の仲間が好きで。

 

例えば原作のゲームのドリクラが好きでも劇ドリは認めないピュア紳士だって大勢いる。そもそもドリクラなんて知らない人、舞台にも興味ない人。世界はそういう人たちであふれている。そんな大多数の人たちにとって、たかが劇ドリという小さなコンテンツが終わったところでそよ風が吹いた程度の影響すらない。

でも、いい年をした大人が泣いた。私にとっては本当に最高だった。

劇ドリに出会って、意識も変わった、趣味も変わった、大切な推しもできた。

たかが劇ドリに私は大きく影響され、ここにいる。

でも、そうだ。たかが劇ドリが終わっただけ。1期から3期までの30人を超えるキャストさんたち、運営スタッフ、そして私たちピュア紳士淑女にとってこれからも毎日は続く。

 

劇ドリが終わって。

ドリームクラブという作品の中で各ホスガはそれぞれ自分の夢を追いかけている。ハッピーエンドを迎えると、ホスガたちはお店を卒業してホスガネームから本名に戻って夢の道を歩む事になる。

劇ドリも同じ事。キャストさんたちは劇ドリを卒業して、アイドルや女優などそれぞれの道へ帰っていく。それぞれの進みたい道を。夢を。同じなんだと。

だから、全員をとは言わない。劇ドリでキャストさんたちを知ったピュア紳士淑女の皆さんは誰か1人でもいい、自分の気に入った人の今後の活動を見守って応援してあげてほしい。できればイベント現場に足を運んで。みんながドリイチだ。

私も私の手の届く範囲でこれからも応援を続けたいと思う。

 

ありがとう、劇ドリ。さよなら、劇ドリ。