「ドリームクラブ」


さて、ピュアな心を持っているからには購入せざるを得ない。
宣言した通り、躊躇無くゲットいたしました。

まぁ、確かに最初に情報を見た時には軽く引きましたけどね。どうしても『アイマス』と比較してしまう訳で。それと、インタビューなどで前面に出ていた代表者の怪しさ炸裂っぽさが…。
その一方で、双葉理保が登場する事には魅かれました。PS2のSIMPLEシリーズの何本かで愛着のあるキャラですし、それらの作品と比べても、はるかにデザインとグラのレベルが上がっていて、欲しくなったのですな。順次配信されたカラオケPVも各キャラのイメージを掴ませるには有効だったと思います。
で、「ファミ通」のレビュー評価が6666だったっけ? 自分は5454くらいだと思っていたから、むしろ高評価だと感じたんですけどね。『EDF3』みたいにフルプライスでも十分満足できるタイトルになるとは、最初から思ってませんでしたし。


で、早速プレイです。まぁ、最初くらいはフラグ立ての攻略情報はあまり気にしない方向で。とりあえず「実績解除スレまとめ@wiki」で、実績のバランスをザッと確認。ヤリコミ系にどういった物があるかもチェック。続いて「ファミ通箱○」最新号でプレゼント関係と飲酒ゲージだけ押さえておいてスタート。
ホストガールの中で容姿面で好みなのは理保と玲香。大阪弁キャラで青系なのは大好物なんですけど。とりあえず、最初は理保一択プレイで行く事にする。

やべ。理保、カワイイ。
お互いがいい感じに酔えば「ETC」モードに突入し、好感度が上がり易くなる。これを狙っていくのだけど、酔い過ぎると酩酊して会話が終了してしまう。
酒を口にする度に飲酒ゲージが上がっていく。こちらが2〜3口飲んで、理保は1口のペース。つまり、こちらはアルコール濃度の低い酒で量をかせぎ、理保には濃度の高い酒を飲ませて両者のバランスを取るのが正攻法という事になる。
酔いの目安は、理保の顔から湯気が上がり、口元からシャボン状の息が出る辺り。それに合わせて、こちらは強い酒を織り交ぜつつ調整していく。
具体的には、最初の1杯は自分はライトやビール、理保はマグマ。酔いが低い場合はこちらの2杯目も軽めで。理保が酔ったら、こちらはウイスキー辺りで一気に追い上げていく。こんな感じ。

予算的には、入場料と指名料で合計1万円。ライト、ビールが1200円。マグマが2000円、ウイスキーが1000円。延長をしなければ20000円以内の予算で収まる計算。コンビニバイトの初期設定が20000円なので、序盤はこれでジワジワ責めていくのが王道かと。
会話の選択肢は、理保の会話に合わせてそれらしいのを選んでいけば大きく外れる事も無い。多少は失敗しても、好感度は十分に達成できるバランス。

指名は理保オンリーで、理保が休みの時だけ他の子を順番に選んでいった。3月の半ばに、イベントがらみでナオが自分から席に現われる。どうやら、二人は仲が良い様子。これからもフラグ立てに関係してくるかもしれないので、憶えておく。
すると、ナオからメール。理保がトレーニングウェアを欲しがっているとの情報。早速購入してプレゼント。1周目では、プレゼントしたのはこれ1点のみだった。

で、深い事も考えずにイベントも順調に発生し、苦労する事なくハッピーENDを迎えてしまった。
これは意外。『アイマス』よりもはるかに簡単なんじゃないかと。いや、理保が攻略簡単なキャラなのか。
悔やまれるのは、せっかくナオから理保の誕生日を教えてもらっていたのに、タイミングを逃してしまった事。
1周目で解除した実績は、祝初来店、メルマガ会員、盛り上げ上手、メロメロドリンカー、誘惑させてよ、アゲアゲスト、ヘビードリンカー、ケチャップ、8ホストガール、グルマン、VIPルーム、コスプレマニア、理保ハッピーENDで205。
2周目は時間切れENDと誕生日イベントを目標にするも、誕生日前にノーマルENDで終了。実績は、母からの手紙、理保プロフ、コンビニ店長、派遣の鑑、チョコラブで90。
3周目はバッドENDが目標。好感度が低いままでイベントをこなすのが条件。プレイの流れは基本的にETCモード狙いは変わらない。イベントフラグになる「黄色い会話」を消化しつつ、普段はダメ選択肢を選んで好感度を下げていく。この姿勢を維持して半年程で難なく達成。得られた実績はハードブレイカーの20のみ。
4周目は、こんどこそ時間切れと誕生日を狙う。好感度はあまり意味が無いので酩酊やセクハラ関係も少しずつ消化。目標は達成で解除した実績はドリームキング、仕事人、ギャンブラー、うわばみ、バースディ、ドリーム・イズ・オーバー、ラストマン・スタンディングで80。
ここまでの実績合計は26個の395。理保だけ追及した訳だが、アルバムの9枚目のスナップだけが埋まっていないのが心残り。


理保は、現役グラドルという設定なのに、このキャラの中だと個性の面で地味な方だよね。スタイルやセクシーさは先生に持ってかれているし、個性がそのグラドルしか無いかな。
スタイルも、このゲームのキャラたちに総じて言えるのですが、絵で見た時にポッチャリが強調して見えますね。私は好きですけど。実際に、現実の巨乳グラドルたちも、こんな感じにボディラインが崩れていて、リアルじゃん?とも思うんですが。完璧にバランスの取れた人形体型より、好みだなぁ。
魅力は健康系で明るい所ですかね。それから胸とかセクハラ関係の話題を自分から振ってくる。酔った時のとろ〜んとした目線。ダメ選択肢の時の涙を浮かべた表情なんか、結構来る物がありますわ。声優さんも、この作品の中では有名な方で、はにゃはにゃした感じは良いですわ〜。出来の良いフィギュアが出たら買ってしまうかもしれん。
とにかく双葉理保サイコーって事ですわ。ぜひともこの作品のモデリング準拠で『大美人2』を作ってもらいたい。



さて、ソフト自体は十分に楽しめました。他のキャラを未攻略なので断言できないのですが、少なくともハッピーENDを狙うのは高難度でもないでしょう。キャラによってはフラグ立て条件が厳しかったり、複数攻略が必要になってくるかもしれませんけどね。
そして、会話のパターンが少ない事から、単調な作業に感じる事もあるでしょうね。まぁ、その辺はキャラへの愛情とピュアな心で乗り越えて欲しいところです。
また、オートセーブ仕様で分岐点での効率良いプレイが出来ないため、全てのキャラのハッピー&バッドENDを達成するためには少なくとも30回以上の周回プレイが必要であり、実績コンプも容易では無いという事です。
ゲームの根幹は、まぁSIMPLEシリーズと大差は無いでしょう。そこに、良質のキャラモデリングと、比較的耳に残るキャラソングが10曲×10人×2バージョン収録。これを上乗せしてフルプライス。これが高いかどうか、合うか合わないかは人それぞれとしか言えないですね。『アイマス』ほどヒットするかと言えば、無いでしょうし。ゲーム性も違いますしね。
ロード、セーブの時間に関しては、集中している時には然程気にはなりませんでした。でも4周目とかの作業的プレイ時には少し苦痛でした。これはグラスを傾けるのも同様。
コスチューム変更も、テンポが悪くて、結局ほとんど利用しませんでした。
音ゲー部分は、少しタイミングが厳しい感じ。激しい曲だとなかなかシンクロを稼げない。
オン対戦はマッチングが悪いかな。やたらと待たされてフリーズしたかと思う事もしばしば。

まぁ、この手のソフトは決して万人向けでは無いので、発売前から心を動かされた人は購入。それ以外はスルー。で、初動の売り上げが全てと。それでいいんじゃないかな。
私から言えるのは、購入者は別タグ利用なんてセコイ事はせずに、堂々と実績を晒しなさいと。そして好きなキャラを大声で主張しなさいと。それが「ピュアな心」ですよと。


さて、次は玲香の攻略に移るかな…