猛禽 「ドリクラ」雑感その6

亜麻音、攻略しました。
ハッピー、友達、バッドとスムーズに進行。
彼女のキーアイテムは「金色のマリオネット」と「日用品セット」。前者はいつものパターンで、今回は雪が乱入。情報を残して去っていくので、その後にショッピングに行くと購入できる。後者は「ETSモード」の黄色会話からの流れ。特に後者は見過ごしがちなので注意か。
1周目ではハッピーを達成したものの、花見デートと誕生日を逃してしまった。おかげでプロフコンプ成らず。
2周目で、それらを回収しつつ友達END達成。ここでプロフコンプの実績も達成。この時点、つまり6月下旬の段階でトータル実績数が35に達したので、ホストガール選択画面に魔璃が登場。以後、プロフ埋め目的のため、時々選んでいく。
3周目のバッドも難なく。もう、ルーチン化してしまってるね。こうなってくると、「ETSモード」に突入させるための飲酒作業がダルくなってくる。いかんいかん、ピュアを失いかけてるよ。


まぁ、何て言うか…。亜麻音というキャラに魅力を感じなかったのが厳しかった。
このタイトルにおけるメインヒロイン、亜麻音はそんなポジションだと思うんだけど。声の人も小清水亜美だしね。
世間を知らない、深窓の御令嬢で、籠から抜け出ようともがく鳥。そのキャラ性とは別に「映画好き」という特徴も持つ。
自分の日常とは違う様々な世界を見せてくれる映画に魅かれているという事なんでしょうが、どうも、その両面が剥離している気がするのね。
例えば、シナリオ執筆に挑戦している描写があるけど、これも浅く触れただけ。このネタなんか、シナリオコンテストに応募してみて、二次審査くらいまで残ったけど…なんて拡げていけばいいのに。デートの時でも、この場所はあの映画のロケに使われたんですよ、とか。
あるいは、亜麻音自身の境遇だって、それに重ね合わせられる映画なんていくらでもあるじゃない。どうして、そういう方向に展開させなかったのか。
それから、亜麻音が話題に出している作品って、名前は少し変えてあるけど、「マトリックス」、「ロード・オブ・ザ・リング」、キャメロン作品、「卒業」…、何かさ、自称「映画好き」だけど、一般人レベルな感じでさ。いや、通ぶる事も無いと思うし、この程度の味付けがD3らしいと言えるのかもしれないけどね。
ウッディ・アレンみたいな少しマニアックな方向に持っていくか、あるいは女の子らしくオードリー・ヘップバーン作品とかね。
で、「良家のお嬢様」も、「映画好き」も、亜麻音というキャラの中では表面的な薄っぺらい物としか感じとれなかったのが正直な感想。他のキャラだってステレオタイプだったり、極端なキャラ付けがされていてリアリティなんか無いんだけどさ。亜麻音だけ、際立って嘘っぽい。と言うか、内面の深い部分までキャラ造形がされていない感じ。
鳥は鳥でも「臨死!!江古田ちゃん」の猛禽なんじゃねえか、と思った次第でさ。その印象が最後まで拭えず、亜麻音は好きになれなかったキャラだなぁ。


これで一応は半分まで来ました。次の攻略対象は犯罪スレスレの雪。個人的に妹属性に萌えは無いし、ロリよりグラマラスなお姉さんの方が好きなので、あまり乗り気ではありませんが。