バイオハザードV:リトリビューション

何か、もういいかなと思って今回はパンフを買いませんでした。もう観てるのは惰性ですよね。観終わってショボーン化するのが予想つくのに、観ないでいると気持ちの居心地が悪いみたいな。


物語は前作のラストからの続き。襲撃されるアルカディア号。爆風に吹き飛ばされるアリス。気がつくと、アンブレラ社のエンブレムが意匠された床に転がっていた。繰り返し尋問されるアリス。ある時、管理システムが停止し、尋問室のロックが外された。用意された戦闘スーツを身につけ、回復したシステム、レーザーグリッドを逃れ、たどり着いた先はバイオハザード最初の感染した場所…渋谷の交差点を再現したシミュレーションエリアだった…。


まあ、ストーリーはアレです。もう無茶苦茶。ただね、そこにはもう一切期待してないので。ツッコミ入れ始めたらキリが無いですし。アクション系は相対的にではありますが、それなりに良くなってます。いや、でも単調か。エリアをクリアしていくって流れなので、メリハリもあるかな。
あと、あれですわ。ミシェル・ロドリゲス姐さんの復活です。もう、トレーラーで観た時は不覚にも大喜びでした。この作品の世界観ならクローンでもバーチャル世界でのアバターでもアリですからね。で、今作での展開なら次作でも出演するんだろうなと。
キャラで言えば、新キャラのエイダは結構雰囲気が出てて、アクションも見栄えがして、エロくて良かったですね。復活したジルの方は残念でしたが。
ラストのウェスカーは無えよ!こういう事するからこのシリーズはグダグダなんだよな。ラストの幕引きの仕方も、次作に続くおなじみのパターンで萎えますわ。正直、エンドロールを眺めている時に頭によぎった感想が「何で、私はこれ観に来たんだろなあ…」でした。
何度も観たくなる作品じゃないし、いいかげん次作はレンタル待ちでもいいかなあ。
あ、音楽は良かったです。
…そうそう、クリスとクレアがどうなったか全く放置されてるじゃねえか。