「キラキラ☆kill a killer」

10月17日、江古田のカフェ兎亭でコレカラクルーズ第4回公演「キラキラ☆kill a killer」を観てきました。
劇団ドリームクラブのユウ役でおなじみ卯野春香さんの出演する舞台です。
物語は「キラキラ」という3人組アイドルユニットを中心にUFOの目撃談やらストーカーやら殺人鬼やらを織り交ぜつつ、アイドルの1人であるアカリと謎のチンピラ風の男の心と身体が入れ替わってしまうという話。基本的にはコメディ調で展開されますが、物語の核心はホロリと泣けてくるハートフルな作品でした。男が大事に持っていた石と、それにまつわる「記憶」が重要なキーアイテムとなっていました。とにかく色んな要素をバンバン詰め込んでいて、それで60分という短い上演時間なので密度がエラい濃くて満足感たっぷりでしたね。
そう言えばタイトルの「キラキラ☆kill a killer」に不穏な単語が入ってるのはフライヤーの画像を見た時点で気づいてましたが、メンバーの吉良キララの名前は実際に公演を観るまで見過ごしていました。あと他の2人の名前、如月と更木も「キラキラ」に似てる語感の姓が付いてるんですね。
卯野ちゃんは「キラキラ」の黄色の更木セイナちゃん役。他の2人と比べると物語の深い部分まで関わっているわけではありませんが、場のにぎやかしポジションとしてはとても目立っていて、「媚び担当」と言うわりには適度に黒い部分も見せてくれてとても楽しいキャラでしたね。アイドルですから当然の事の様に何曲も歌っていましたし(その楽曲は物販されたCDに収録されています)、まとまった作品として演技をする卯野ちゃんを観たのは昨年夏の舞台ドリクラ以来となりましたが、とても表現力に幅があって、これからの伸び代にまだまだ期待できるなと思いました。
出演者のみなさん、どなたもステキでしたが、中でもメガネの芸能記者月島クリスチーネよし子さんを演じた鈴木南名子さんが良いなと思いまして、物販でブロマイドを衝動買いしちゃいました。

物販で買ったり予約特典でもらったブロマイドとか。この他にCDとメイキング的なDVDも購入しました。
来年1月にもコレカラクルーズの朗読劇で卯野ちゃんが出演するとの事で、こちらも観に行く予定です。


あ、そうそう。この日、劇ドリのエル役でおなじみ沖田亜依ちゃんも観にいらしていまして、客席では幸せな事にお隣でした。
それから、小板さんに似てるなーと思って買ったTシャツをこの日も着ていったのですが、終演後の面会タイムの時にこちらから何も言わないうちに卯野ちゃんの方から「このTシャツ、小板さんに似てますよね?本番中、小板さんにも観られてる気がしてメッチャ緊張しちゃいましたよ」と笑ってました。