「男なら、やってやれ!!」


待ちに待ってた梅棒の3rd STAGEです。三軒茶屋にある世田谷パブリックシアターでの公演、11月22日に観に行ってきました。
小板奈央美さんが出演するとの事で2nd「ウチの親父が最強」を5回ほど観に行ったわけですが、その時に梅棒に魅せられて、仮に小板さんが出演しなくても次も観に行こうと以前にも発言してまして。本当にその通りになってしまいました。
やっぱり同じ事を思っている方もいるみたいで、ピュア紳士仲間でも何人もの人が今回の東京や大阪公演に足を運んでいるみたいですね。
今回の東京公演は梅棒メンバー8人と、ゲスト15人。ゲストのみなさんは1stや2ndに出演されていた方もいれば、今回が初の方もいます。バラエティ豊かなキャストさんがそろっていて、それぞれの持ち味が活かされていますね。指名の方は色々と悩んだ結果、2ndの時のロビーでの印象がとてもステキだったマチョさんを選びまして。SSS席なので1st「スタンス」のDVDもいただきました。(今回の特典方式がOKなら、次の公演辺りで「ウチの親父の最強」のDVDも配布されるのではないかと予想…というか期待してます)


子供の頃に仲の良かったヤマダ、オグリ、リサの3人が別れ、それぞれの道を歩み、再会する物語。ヤマダはオタク高校生に、オグリは暴走族ブラッディチェリーの構成員に、リサはアイドルユニット「ぷらちな娘。」のメンバーに。
思い出の品だったリストバンドから忘れていた「記憶」が蘇る。
だが、リサはブラッディチェリーの総長ビッグマウスに目を付けられ拉致されてしまう。そこでヤマダとオタ仲間たちは立ち上がり、ブラッディチェリーの拠点に乗り込むのだが…という展開。物語自体はとてもシンプルで、「ストリート・オブ・ファイヤー」とか「ファイナルファイト」をなぞらえた様な感じですね。
梅棒の作品の特徴ですが、Jポップに合わせたダンス主体で台詞はほとんど無く、時々その歌詞が劇中の台詞としてリンクする演出がされてます。だから物語だけを抜き出してみれば王道かつシンプル。でも、そこには観客を楽しませようというアイディアが存分に詰め込まれていて、だからこそ観客たちは魅了されて何度でも足を運びたくなるのでしょう。
笑いあり涙あり感動あり、そして観終わった後には誰かに優しくしたくなる作風なのです。
そうそう、「ぷらちな娘。」のステージ場面が劇中にあるのですが、そこで観客もサイリウムを振って応援する事ができます。
物販でもリサの色であるオレンジ色のサイリウムを売ってますし、観客の中にはレイナとアイの色である青と緑のサイリウムやキンブレを持ち込んで応援していた方もけっこういました。くーっ、事前に知っていれば私も持ち込んだのに。
で、公演冒頭では梅澤さん演じるみかんじじいがサイリウムの振り方をレクチャーしてくれていました。


あ、この冒頭の時に私が梅澤さんにいじられまして、「ロッケンローラーっぽいね」とか「どこから来たの?」とか聞かれてみかんをいただきました。「どこから?」に対して「埼玉からです」と答えたのですが、後で「ウチの親父が最強」ネタにからめて「埼玉なので父の事はダディと呼んでいます」と答えればよかったと思いついて軽く後悔しました。


今回は日程が短めだったので1回しか観に行けませんでしたが、できればもう1回は観たいですね。大阪や博多に行くのは無理そうです。できれば2ndの時のPARCOの様に再演を希望。
梅棒はもう次の公演が発表されてまして、来年8月と9月に4thの東京と大阪公演、再来年1月に5thの東京公演が予定されています。ぜひ次も観に行きたいですね。