『DANCE CONNECTION 2017 守破離』

旧年中に更新できず失礼しました。

 

劇団ひまわりの『ダンコネ』に聖良ちゃんが出演するとの事で観に行ってきました。12月の22日19時、23日12時、24日15時半の3回。場所はいつものシアター代官山。

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夏の『ダンス フェスティバル』の方はチームも出演者も多く、それぞれ1曲か2曲披露という感じでしたが、こちらの『ダンコネ』は4チームで複数曲を合わせて20分強ずつって構成でした。全体としては1時間30分ほどの公演時間。

 

 

聖良ちゃんは2番目に出演するチーム「DANCE LARGO」に参加。全体としては8曲で、聖良ちゃんはそのうち4曲で踊っていました。

1曲目の『Working song』、最初はしゃがんでいて、順番に立ち上がって踊り始めるという幕開け。ダンスの動きや曲調がなんとなくアラビアっぽい雰囲気で不思議な感じ。

2曲目の『The first steps』は眠っているところから目覚めて、4人でバレエの様に優雅に。

6曲目の『Red plogue』は1、2曲めの時の白い衣装から一転して黒い衣装に赤いポイントが入って。曲調はとても重く、ダンスもアングラの様な感じで力強く、動きを止める時もピシッと。

8曲目の『Rise』は鮮やかな赤いドレス、ちょっとムード歌謡的な雰囲気もまとって、大人なセクシーさも醸し出している感じでした。

 

『プリパラ』や『GO,JET!』など、演劇としての舞台の中で聖良ちゃんのダンスは観る機会も時々はあるのですが、ダンスだけをたっぷり観賞できる事はまれですので、思いっきり堪能できました。セリフに頼らず全身の動きだけで表現するという点においても役者としてとても意味のある事だと思いますし、こちらでもしっかりと実力をつけてきているのだなと実感。しなやかさ、体幹やバランスという身体能力、共演者との間の取り方、優雅さと激しさの緩急、生き生きとした表情。そうした物を間近で連続で観られて、とても楽しかったです。ストレート演劇でも、こうしたスキルは強い武器になると思います。

 

 

他のチーム。1チーム目「fun fun funnys」、こちらは他のチームよりも小さい子が多かった印象で。6曲のどれも和風か、衣装に和の要素を取り入れていた感じですね。とてもキラキラしてヒラヒラして華やかでした。

 

3チーム目「nest」、こちらは大人っぽい印象の人が多かったかなと。9曲、ストリートダンス系でカッコいい感じ。それが最後の曲中に衣装の変化があり、一気に華やかに。この演出はとても観応えがありました。

 

4チーム目「でぃめんしょん」、私はチームとしてはこちらが一番好きでした。曲数こそ5曲と、他チームより少なめですが、こちらの意表を突く意外な構成で、どう魅せてくれるのかワクワクしてくる、こちらを楽しませようとするエンタメ性を強く感じました。衣装は小さい男の子はマリオやルイージだったりドラキュラっぽかったり。女の子たちはガールズアイドルやちょっとメイドっぽい可愛い衣装で。それでああいう動きをするのか!と初見では驚きました。

これはどのチームもそうですが、同じ振りを踊っていても個々人で表情や指先に表現解釈の違いが見られるのですが、特にこの「でぃめんしょん」ではその個性を強く感じました。

 

 

観ていて楽しくて、テンション高まって、年末にふさわしいイベントだったと思います。聖良ちゃん以外にも何人か良いなと思った出演者がいて。ツイッターとか見つからないので、とりあえず名前をおぼえておこうかなと。いつかまた「ユニフェス」などのイベントや他の舞台などでお目にかかる事もあるかもしれませんので、みなさん、がんばってほしいですね。

 

というわけで、2017年の推し事納め、聖良ちゃんに会えた最後のイベントでした。

2018年も聖良ちゃんのご活躍に期待し、応援させていただこうと思います。